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Rhinoceros:いきなりコーヒーブレイク

Rhinoは何に使うのかよく分からないコマンドが大量にあります。
で、時間があるときにはテストをするのですが、単発で笑える機能や複合することで笑えるものがあったりします。そうやって遊んでいると、最終的に実務に役立ついい使い方を思いついたりします。

最近テストした「ドレープ」「UVNで適用」を紹介します。

1.適当なポリゴンオブジェクトをインポートします。

ちなみにこのキャラクターが「シチサンカメン(ローポリVer.)」です。

2.「サーフェイス」→「ドレープ」を選択し、間隔を3程度にして、トップビューで四角を描くように範囲を指定。



3.このような得体の知れないサーフェイスができます。



4.このサーフェイスを選択して「編集」→「次数」でU、Vともに1とします。

5.引き続き「メッシュ」→「NURNS制御ポリゴンから~~」を選ぶとサーフェイスと同じ形状(トポロジ)のポリゴンメッシュが出来ます。サーフェイスは不要なので削除します。

6.次はソリッドで図の程度の大きさの球を作成。



7.先程作ったメッシュを選択した状態で「メッシュ」→「UVNを適用」


8.そうするとこうなります。



9.最初に読み込んだポリゴンモデルを球にUVN適用すると、、



10.こうなります。分かりにくいですがえびぞりで指輪になっています。



ここまでテストすると、「あとあの機能とあわせるとあれにもこれにも使える。」となります。球に限らずUVNがあるサーフェイスやソリッドに適用できますので、うまく使うとタイヤのトレッドパターン作ったり、某指輪製作プラグインを購入しなくても同等のことが出来たりします。
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よく使うアプリケーション:Rhinoceros

Rhinoceros 4.0(ライノセラス:通称Rhino:「サイ」の英名:定価18万円)
http://www.rhino3d.co.jp/

基本的には「NURBSモデラー」

実際には2DCAD/3DCAD/CAM/3DCG/解析/コンバーターといったジャンルに幅広く(やや浅く?)対応する。

Rolandの切削機 MODELAシリーズとの相性もよく、例えばMODELAでクレイモデルをスキャン→取り込んだデータをRhinoでサーフェイス化→2D図面化&3Dデータ化+レンダリング ついでにMODELAで試作。といったことがRhinoとMODELAで完結する。

そのように使う人によっては「(自分にとって)丁度いい使えるアプリ」である反面、単一ジャンルで見るとずば抜けて他のアプリより優れている部分はないので、使途・目的によっては中途半端な印象を与える部分もある。


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