[PR]
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
MDX-40にバリューアップサービスを適用してみた。その1
2009.07.08 Wednesday 20:25 | MDX-40
7月7日からバリューアップサービスが受けられるということで、
早速我がMDX-40をバリューアップしてみました。
MDX-40ユーザーが気にされるであろう部分を先に書きますが。
「今回のバリューアップをやっても今までできていたことでできなくなることはありません。」
かといって劇的に何かが変わるわけではありませんが、細かいところで使い勝手が良くなるような変更がなされています。なので、「今のままから絶対に変えたくない」という人以外はバリューアップサービスを受けられることをお勧めします。
そんなこんなで、本日バリューアップを行い、いろいろとテストをしてみた結果をお知らせします。
また、バリューアップを行うと見た目(色?)以外MDX-40Aそのものになります。そのため、これからMDX-40Aを購入される方の運用の際の参考になれば幸いです。
まずはバリューアップパッケージの入手方法です。
これは、下記URLでアンケートに答えることで入手できます。
http://www.rolanddg.co.jp/2009mdx40valueup.html
MDX-40ユーザーでなくともアンケートさえ答えれば入手可能です。
何のために?? と思われるかもしれませんが、パッケージにはNCコード(Gコード)リファレンスガイドのPDFも含まれているのですが、69ページのボリュームがあり、NCコードの勉強をしたい方、特に学生さんにはいい教材になるかと思います。
学生さんはこのPDFをプリントアウトして先生にこう言いましょう!
「NCコードの勉強にもなるからMDX-40A買ってください」と。
さて、話が横道にそれましたが、ここで最初のトラップがありました。
事前にこのリンクはローランドDGから連絡があって既に見てみていたのですが、、ブラウザの「再読み込み」を実行していなかったために、夕方まで「7/7にサービスを開始します。」というページのままで、間抜けにサービス開始を待っていた次第です。「再読み込み」ボタンを押すのは相当久しぶりでした。皆さんもご注意を。
大まかな流れは、
1.MDX-40のファームウェアを書き換える。
2.MDX-40Aのドライバをインストールする。
3.VPanel for MDX-40Aをインストールする。
となります。
たぶん1が一番手間です。
ただ、インストーラーに指示が順に出てくるので、そのとおりにすれば2まで特に問題なく終わります。
注意点は、上の作業中、、特に1のときにMDXやPCの電源・通信(USB)が切れるとトンデモなことになる可能性が高いので、PCやMDXの電源が落ちることのないように十分気を使う必要があります。
(ノートPCならばバッテリー駆動にしない、家のブレーカーが落ちないようにドライヤー・炊飯器・電熱器・エアコンなどがフル稼働になっていないかの確認をするなどです。)
これでMDX-40はMDX-40Aという別の機械に生まれ変わります。
(要はMDX-40AはMDX-40のファームウェアが違うもの、、です。)
さて、40Aとご対面ですが、、、本体では動作の微妙なところが、VPanelは大幅に変わっています。
まず本体から。初めてのときはバグっぽい動きに感じます。
・電源投入時の初期動作が違う。
MDX-40:サブ電源をONにすると、Viewの状態になるまでが初期動作でした。(Viewランプ点灯)
MDX-40A:サブ電源をONにすると、ツールが原点に(機械原点なのか設定した原点なのかは未調査)いどうするまでが初期動作となっています。
・Viewボタンの点灯/点滅、Viewモードから加工可能状態への復帰のさせ方が違う。
MDX-40:加工中あるいは加工可能状態でViewを押すとViewモードになる。その時点でViewランプが点灯(途中段階では点滅)→復帰はViewボタンを押す。
MDX-40A:加工中あるいは加工可能状態でViewを押すとViewモードになる。(途中段階では点滅)ここまではおなじです。ランプ点灯と復帰方法が状態でかわります。
加工中の場合:Viewモードになった時点でViewランプが点灯。復帰はViewボタンを「長押し」する。
加工中以外の場合:Viewモードになった時点でViewランプが消灯。復帰は本体パネルではできない。
復帰方法はVpanelで操作する(「XY原点に移動」など)か、、サブ電源を電源入れなおす。
「加工中以外の場合」は例えば、朝のお掃除の時などにテーブルを移動してやりたいときには不便です。
あと、Z原点だしのとき。まぁ、、そうだとわかっていればたいした事ありませんが。メリットはワークをセットして、切削データを送信するようなパターンの場合にいちいちViewモードを解除しないでデータ送信できること。
そして加工中の場合。一見「復帰のときの長押し」だけの違いに見えますが、、、地味なところで仕様変更がされています。
それはモード移行中(Viewランプ点滅中)に仮にフタをあけても非常ストップ扱いにならない。
(非加工時でも同じですが、こちらはどちらかというとViewモードという扱いじゃなく、単にその位置に移動命令を出しただけ、、という感じになっています。)
単にその場で停止(ランプは点灯に変わる)するだけです。復帰は長押しでOK。
皆さんは経験ありませんか? 加工途中で掃除機かけるため、Viewボタンを押した際、ランプ点灯になる前にフタをあけて非常停止扱いになり、やり直し、、「もっと待っておけば良かった」と後悔したことが、、、
私はあります。 購入初日にフタのセンサーを無効にしました。
(危険ですので、良い子はまねをしないでください。)
そして今日、そのセンサーを戻しました。
ちなみに加工中にフタを開けると今までどおり非常停止扱いで、電源再投入以外逃れるスベはありません。
その際、データも削除されます。(電源を切らない限り何度OKボタンを押しても警告ダイアログが出つづけます。=確実にプリンタ(ドライバ?)にスプールデータが残らないようにしてあります。地味ですがこの辺も改良されています。)
本体での相違点はおおよそこのような感じです。
まだまだいろいろとテストしたことがあります。
キーワードで言うと、
VPanel/ドライバー/ModelaPlayer4/コントロールパネル/NCコード/ネットワークプリント/prnファイル/ClickMill等ですが、これらは徐々に説明していきます。
早速我がMDX-40をバリューアップしてみました。
MDX-40ユーザーが気にされるであろう部分を先に書きますが。
「今回のバリューアップをやっても今までできていたことでできなくなることはありません。」
かといって劇的に何かが変わるわけではありませんが、細かいところで使い勝手が良くなるような変更がなされています。なので、「今のままから絶対に変えたくない」という人以外はバリューアップサービスを受けられることをお勧めします。
そんなこんなで、本日バリューアップを行い、いろいろとテストをしてみた結果をお知らせします。
また、バリューアップを行うと見た目(色?)以外MDX-40Aそのものになります。そのため、これからMDX-40Aを購入される方の運用の際の参考になれば幸いです。
まずはバリューアップパッケージの入手方法です。
これは、下記URLでアンケートに答えることで入手できます。
http://www.rolanddg.co.jp/2009mdx40valueup.html
MDX-40ユーザーでなくともアンケートさえ答えれば入手可能です。
何のために?? と思われるかもしれませんが、パッケージにはNCコード(Gコード)リファレンスガイドのPDFも含まれているのですが、69ページのボリュームがあり、NCコードの勉強をしたい方、特に学生さんにはいい教材になるかと思います。
学生さんはこのPDFをプリントアウトして先生にこう言いましょう!
「NCコードの勉強にもなるからMDX-40A買ってください」と。
さて、話が横道にそれましたが、ここで最初のトラップがありました。
事前にこのリンクはローランドDGから連絡があって既に見てみていたのですが、、ブラウザの「再読み込み」を実行していなかったために、夕方まで「7/7にサービスを開始します。」というページのままで、間抜けにサービス開始を待っていた次第です。「再読み込み」ボタンを押すのは相当久しぶりでした。皆さんもご注意を。
大まかな流れは、
1.MDX-40のファームウェアを書き換える。
2.MDX-40Aのドライバをインストールする。
3.VPanel for MDX-40Aをインストールする。
となります。
たぶん1が一番手間です。
ただ、インストーラーに指示が順に出てくるので、そのとおりにすれば2まで特に問題なく終わります。
注意点は、上の作業中、、特に1のときにMDXやPCの電源・通信(USB)が切れるとトンデモなことになる可能性が高いので、PCやMDXの電源が落ちることのないように十分気を使う必要があります。
(ノートPCならばバッテリー駆動にしない、家のブレーカーが落ちないようにドライヤー・炊飯器・電熱器・エアコンなどがフル稼働になっていないかの確認をするなどです。)
これでMDX-40はMDX-40Aという別の機械に生まれ変わります。
(要はMDX-40AはMDX-40のファームウェアが違うもの、、です。)
さて、40Aとご対面ですが、、、本体では動作の微妙なところが、VPanelは大幅に変わっています。
まず本体から。初めてのときはバグっぽい動きに感じます。
・電源投入時の初期動作が違う。
MDX-40:サブ電源をONにすると、Viewの状態になるまでが初期動作でした。(Viewランプ点灯)
MDX-40A:サブ電源をONにすると、ツールが原点に(機械原点なのか設定した原点なのかは未調査)いどうするまでが初期動作となっています。
・Viewボタンの点灯/点滅、Viewモードから加工可能状態への復帰のさせ方が違う。
MDX-40:加工中あるいは加工可能状態でViewを押すとViewモードになる。その時点でViewランプが点灯(途中段階では点滅)→復帰はViewボタンを押す。
MDX-40A:加工中あるいは加工可能状態でViewを押すとViewモードになる。(途中段階では点滅)ここまではおなじです。ランプ点灯と復帰方法が状態でかわります。
加工中の場合:Viewモードになった時点でViewランプが点灯。復帰はViewボタンを「長押し」する。
加工中以外の場合:Viewモードになった時点でViewランプが消灯。復帰は本体パネルではできない。
復帰方法はVpanelで操作する(「XY原点に移動」など)か、、サブ電源を電源入れなおす。
「加工中以外の場合」は例えば、朝のお掃除の時などにテーブルを移動してやりたいときには不便です。
あと、Z原点だしのとき。まぁ、、そうだとわかっていればたいした事ありませんが。メリットはワークをセットして、切削データを送信するようなパターンの場合にいちいちViewモードを解除しないでデータ送信できること。
そして加工中の場合。一見「復帰のときの長押し」だけの違いに見えますが、、、地味なところで仕様変更がされています。
それはモード移行中(Viewランプ点滅中)に仮にフタをあけても非常ストップ扱いにならない。
(非加工時でも同じですが、こちらはどちらかというとViewモードという扱いじゃなく、単にその位置に移動命令を出しただけ、、という感じになっています。)
単にその場で停止(ランプは点灯に変わる)するだけです。復帰は長押しでOK。
皆さんは経験ありませんか? 加工途中で掃除機かけるため、Viewボタンを押した際、ランプ点灯になる前にフタをあけて非常停止扱いになり、やり直し、、「もっと待っておけば良かった」と後悔したことが、、、
私はあります。 購入初日にフタのセンサーを無効にしました。
(危険ですので、良い子はまねをしないでください。)
そして今日、そのセンサーを戻しました。
ちなみに加工中にフタを開けると今までどおり非常停止扱いで、電源再投入以外逃れるスベはありません。
その際、データも削除されます。(電源を切らない限り何度OKボタンを押しても警告ダイアログが出つづけます。=確実にプリンタ(ドライバ?)にスプールデータが残らないようにしてあります。地味ですがこの辺も改良されています。)
本体での相違点はおおよそこのような感じです。
まだまだいろいろとテストしたことがあります。
キーワードで言うと、
VPanel/ドライバー/ModelaPlayer4/コントロールパネル/NCコード/ネットワークプリント/prnファイル/ClickMill等ですが、これらは徐々に説明していきます。
PR
Trackback
Trackback URL:
Comment