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MDX-40A:オプション:ZSC-1

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前回の記事でMDX-40Aのオプション品のリンクがおかしくなっていて、リンクできない状態になっていました。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
前回の記事の修正しました。また、改めて今回リンクを掲載します。
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・Modela MDX-40A オプション品
http://www.rolanddg.co.jp/product/3d/3d/mdx-40a_option.html

scan.jpgさて、今回は前回文章だけで紹介した、MDX-40Aを3Dスキャナーとして使えるようにするためのオプション、センサーユニット(ZSC-1)を紹介します。ローランドのHPではレバーのように見えている部分はケーブルになります。
左の写真が現物ですが、このほかに六角レンチとドライバーやスキャン用ソフトウェアが入ったCD、そして「油粘土」がセットになっています。
セットアップはモデラからスピンドルユニットを外し、ZSC-1を所定の場所に取り付け、ケーブルをちょっと奥にあるコネクタに差し込んで(通常はゴミ混入防止のため蓋がしてあります。)電源を入れるだけです。

スキャン作業は添付の専用ソフト「Dr.PICZA3」を立ち上げ、スキャン範囲や解像度(スキャンのきめ細かさ)等を指定して、スキャン、、、という流れです。効率アップのため、一旦荒くスキャンした後、細密さが必要なところだけ、解像度を上げてスキャンするほうがよいと思います。

動きは針がX方向に移動し、対象に当たったら一旦針を上に上げて、、再度針を下げて、、の繰り返しです。
そうすると順次XYそれぞれ等間隔グリッド状(各頂点の高さだけが異なる)のポリゴンを生成してくれます。

油粘土は対象物を底上げ&固定するために使います。

スキャン時間は、計測する形状やサイズ、解像度で大きく変わりますが、私が購入初日にやったときは、同僚が持っていた某海賊王になろうとしている奴の仲間である、シカの化け物のキーホルダー、、幅3cm、奥行き4cm(寝かせた状態なので、身長方向)、高さ1.5cm(体の前半分)の範囲で結構高解像度(0.25mmピッチとか?? 記憶にありません。)でスキャンした際には10時間くらいかかったと思います。(ほったらかしで帰りました。)

そのデータをZBrushに読み込み、スムーズにしたり、メリハリつけるなどして、それを今度は切削する、、というところまでやりました。 切削時間は0.5Rのボールエンドまでのレベルまでで、材料はケミカルウッドという条件で、4時間ほどだったと思いますが、そこそこのレベルで出来ました。

応用として、簡易的な立体計測、立体面に彫刻文字を彫る場合等にもそれなりに使えますので、買ってしまった人はとにかくいろいろなことに使ってみるとよいかと思います。



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あつこさん URL 2012.06.12 Tuesday
たくさんイヤラシイ事をおねだりできるよ(●^口^●) http://b8y.in/