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3DCGをはじめよう! ~第4回~

では、水槽を作ってみます。
作り方はいろいろあるのですが、今回は本当のアクリル水槽のように板を組み合わせるタイプと浴槽のような一体ものの2タイプで行きます。

いきなり完成イメージ。

suisou_finish.jpg   yokusou_finish.jpg
●水槽タイプ   ●浴槽タイプ



水槽タイプは製作に5分程かかりました。
作り方は「基本図形」の「箱」を板になるように拡大・縮小して調整(変形)したものを、移動/回転/拡大して並べただけです。作成手順は基本的に本当のアクリル水槽を作るのに似ています。

浴槽タイプは2分かからないくらいです。
作り方は、あらかじめ分割数(セグメント)が多い板状をした「箱」を作って、「押し出し」という機能で水槽の横壁にあたる部分を引張りあげるようにして完成しました。

水槽タイプを作るときに使った機能はまず間違いなく全ての3DCGソフトにはある機能です。
浴槽タイプを作るときに使った機能はほとんどの3DCGソフトにある機能です。

また、どちらも板が透けて見えていたり、底板が青かったりするのは、材質の設定をそういう風にしたからです。完成画像は「レンダリング」という処理(かなり大雑把な表現ですが、「撮影」と思ってください。)をしています。

このように形をつくって、(または作りつつ)、材質などの指定・設定をし、 出来上がったらレンダリング、、、というのが3DCGの基本的な作業の流れです。

各々、順を追って解説しますので、今は「ああ、そうなんだ、、」くらいに思っていてください。


それでは水槽を作ります。

流れをつかむことを重視して、移動/回転/拡大を使わないで板(箱)を作るときに数値入力で一気にやっていきます。


125c9371.jpeg
1.画面は「入門モード」にしています。起動したらおもむろに「基本図形」をクリックします。
そうすると、「基本図形」と書かれたウインドーが出るので、その中の箱のアイコンをクリック、その後「詳細設定」のボタンをクリックします。そうすると、「基本図形の作成」というウインドーが開きます。

数値入力の場合、この「基本図形の作成」に分割数やサイズを入力し、配置する位置を「
基本図形」のX/Y/Zに入力後、「作成」を押す流れになります。

f0cd3f38.jpeg
2.水槽の場合、壁(?)が2種2枚と底板になるので、「基本図形の作成」で、板を作り、「基本図形」でX/Y/Zを指定して、「作成」、「基本図形」で X/YZを変更して「作成」を2セット行います。作例の場合、手順は以下のようになります。(分割数は今回は全て1です)

a.「基本図形の作成」の「サイズ」をX:400 Y:200 Z:20 「基本図形」にX:0 Y:100 Z:130 と入力して「作成」

b.「基本図形」のZを-130として「作成」

c.「基本図形の作成」の「サイズ」をX:20 Y:200 Z:240 「基本図形」にX:190 Y:100 Z:0 と入力して「作成」

d.「基本図形」のZを-190として「作成」

以上で四方の壁が出来たと思います。

c2af6833.jpeg
3.底板を作ります。
「基本図形の作成」のサイズをX:420 Y:20 Z:300、「基本図形の」 X:0 Y:-10 Z:0 で「作成」

これで形が出来ました。次に選択はそのままで、材質を設定していきます。

e3db661a.jpeg
4.材質パネルの「新規」ボタンをクリックします。mat1がリストに追加されるので、mat1をダブルクリックします。 そうすると、画像のような画面が出るので、パラメーターを適当にいじって材質を設定します。
今回はブルーにしてみました。「OK」を押した後、そのまま「選択部処理」メニューの「面に現在の材質を指定」を選ぶと、底板がブルーになると思います。


41114e6c.jpeg
*前の段階で選択を外してしまっている場合は、「選択」ボタンを押します。
そうすると、「選択」パネルが出てくるので、そのパネルの「接続面」を選んだ状態で、底板をクリックすることで選択できます。


97d2f18b.jpeg
5.次に壁の材質を設定します。すかしたいので、不透明度を適当に下げています。


dea19d99.jpeg
6.壁の4枚を先程の*の要領で選択した後に「面に現在の材質を指定」を行います。
底板から選択を解除する方法はCtrlを押しながら底板をクリックか、「通常」にしてから、何もないところをクリックすることで解除できます。


e4a20138.jpeg
7.仕上がりはこのように見えます。


7c4c4c28.jpeg
8.それではレンダリングを行います。
「ファイル」メニューから「レンダリング」を選ぶとこのような画面が開きます。
レンダリングするの画像サイズを選び(カスタムサイズも可能)、背景色(今回は白にしました)を選んだら、「レンダリング」を押してみます。

c5a64e9a.jpeg
9.このようにレンダリングされました。 これを画像として保存します。

レンダリング時のレイアウトは基本的にパースペクティブビュー(各ウインドーの左上にどのビューか書かれていますが、それがPersとなっているもの)が 反映されます。もう一つのパターンが、Persではなく、Orthoになっている場合です。(切り替えはPersの文字をクリックすると入れ替わりま す)Orthoは製図にあるようなパースがついていない投影図になります。 メタセコイヤは他のウインドーでもOrthoやPersを設定することは可能 ですが、レンダリング対象は各ウインドーの上部右にピンクの四角が一つだけあるウインドーのみです。


以上で水槽が出来ました。

実際の作業では、モデリング/材質設定/レンダリングの3つを行ったり来たりするパターンが多いです。
特に材質設定はレンダリングしては変更して、、を繰り返す場合が多いです。



次は浴槽タイプを進めます。
水槽の場合は板を複数枚、数値入力、作成・配置しましたが、今度は一つの板を変形や加工をすることで似たような形に仕上げます。

   

236cda63.jpeg 7c90d4f0.jpeg 957e5da5.jpeg
1.「基本図形」ボタンを押し、箱を選ぶと、画面上にブルーのラインで立方体が描かれると思います。
この状態はまだオブジェクトにはなっていません。このまま「Create」を押して、箱を作り、それを変形・加工をやってもいいですが、今回はCreateの前に形をある程度整えます。

左画像:「Scale」を押して、緑のマーカーをドラッグ(上下或いは左右で変化します)して立方体から板状にします。
中画像:「Segment」を押して、赤マーカー/青マーカーをドラッグして分割数を縦横とも3にします。

右画像:浴槽の形に近くするために再度「Scale」で長方形にして、「create」をクリックするとオブジェクトになります。

Createを押すまではどれが先、後というものはなく、また、今回のように後から再度Scale等をやり直すことも可能です。

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2.次に頂点を程よい場所に移動します。今回は「移動」で移動するのではなく、「拡大」を使って頂点移動を行います。

左画像:まずTOPビューで縦並びの頂点(辺)を選びます。「選択」で「通常」として、オブジェクトの外から対象の頂点を囲むようにして選択します。注意 点はこのウインドーの上にある、「前」というボタンがオフになっていることでしょうか。これはビュー(どのビューでも)で見えている頂点・辺・面しか選択 しないようにする際にオンにします。今回は裏面は移動してもしなくてもどちらも仕上がりは一緒なのでオンでもいいのですが、慣れる意味もこめてオフでやり ます。画像と同じように選択(薄緑色)できたら、「拡大」を選び、赤のマーカーをドラッグして左右の辺の近くまで頂点を移動します。

中画像:同様に今度は横並びの頂点を選んで「拡大」で頂点を移動(青マーカーをドラッグ)します
ちなみに「選択」→「通常」をしなくても、移動/回転/拡大ボタンがオンの状態であれば、通常選択は出来ます。実際にはこちらの方が多く利用する方法だと思います。

また、選び間違えて、再度0から選択し直したい場合はウインドー内のオブジェクトがないところ(この画像ではネイビーブルーの部分)でクリックすると選択 が解除されます。選択の追加はShiftキーを押しながらドラッグ、選択から一部を外す場合にはCtrlキーを押しながらドラッグすることで出来ます。

右画像:これで頂点の移動は終わりです。上下と左右の幅が違うのは手作業で適当にやったからです。


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3.仕上げです。面を「押出」します。「押出」ボタンをクリックして押し出したい面を選択した後にドラッグすることで押し出せます。先に必要な面を選択してから「押出」ボタンを押してドラッグ、、でもかまいません。
選択のやり方はいろいろありますが、今回はShiftキーを押しながら、必要な面の上でクリック、クリック、という感じで選択しました。左の画像のように選択される面が黄色になるので分かりやすいかと思います。

押し出し(ドラッグ)の際の注意点は、選択されている面の上でドラッグを開始すること。
いくらきちんと選択をしていても、ドラッグの開始点が、押し出したい面(選択した面)の上でない場合は、選択は解除され、ドラッグ開始点にある面が押し出されることになります。

例えば左画像の選択状態でも、押し出しを真ん中の広い面の上でドラッグ開始すると、凹←こうしたいのに、凸←こうなってしまいます。 逆に、押し出したい面が1つの場合は、こちらの方法でやるほうが楽です。

ということで、完成したのが右画像です。
材質設定やレンダリングはやっていません。

また、この状態から「もうちょっと壁を高くしたい」「壁を薄くしたい」といった編集は可能です。
もっと複雑なことも、、、

私自身は、水槽パターンよりも浴槽パターンで何かしら作るケースが多いです。
また、作り始める元になる基本形状は「箱」がほとんどです。

一番勉強になるのはいろんなつくり方を試すことだと思います。
その中で自分がやりやすい方法で慣れるのが近道かと思います。


次回はより水槽らしくするために、中に入れる「オブジェ」をいろいろと追加していきたいと思います。
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